「よくできたプログラム」を多くの皆様にお届けし

社会全体のこころの健康度やこころの豊かさの底上げに貢献したい

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LSGAマインドフルネスセンターのウェブサイトにお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

私は、オックスフォード・マインドフルネス財団が提供しているエビデンスに基づいたマインドフルネスプログラムを日本語で提供するために、このセンターを立ち上げました。

 

私自身、当センターで提供している8週間の「人生のためのマインドフルネス」コースに3度参加した経験があります。また講師になるための研修や、実際にコースを教えていく中で、このマインドフルネスプログラムが、いかに研究に研究を重ね丁寧に作られたものかを実感しています。そしてそれはプログラムに対する信頼につながっています。本当に「よくできたプログラム」で、それは研究結果や参加者さんたちの実際の声にも現れています。この「よくできたプログラム」を多くの皆様にお届けし、社会全体のこころの健康度やこころの豊かさの底上げに貢献し、さらには平和な世界の実現を目指したいという想いが、このセンター立ち上げの根底にあります。

 

世界を見渡すと、国家や組織による紛争から個人による事件まで多くの被害者が日々生まれています。私は、犯罪被害を受けた経験から「被害者をなくす世の中にするにはどうしたらいいか」ということを考えるようになりました。自分なりに辿り着いた答えは「加害者を生み出さない世の中にすればいい」ということ、そして「加害者」と呼ばれることになってしまった人こそ助けが必要だったのではないかということでした。マインドフルネスを教えることを選んだのも、自分自身のこころの空模様を把握し、こころの健康やウェルビーイングを自分で維持向上できる人は他者に害を与えることはないという信念が根底にあるためです。また、当センターの支援活動先であるアクセプト・インターナショナルの存在を2018年に知ったとき、「加害者」と分類されてしまう紛争当事者に手を差し伸べて「加害者」を減らしていくことにアプローチしていることに「私以外にも同じような考えの人がいるんだ！」と驚き、迷わず支援を決めました。被害者も加害者もゼロになることはないかも知れません。それでもそこを目指し、平和な世界の実現のためにできることの一つが、マインドフルネスを教えることであり、アクセプト・インターナショナルへの支援です。

 

平和な世界の実現という大きなビジョンを掲げていますが、基本は参加者様お一人お一人を尊重し、科学的根拠に基づいた「よくできたプログラム」を体験していただき、それぞれがご自身に合った方法で日々の生活の中にマインドフルネスの学びを活かせるようお手伝いをすることです。

 

現代社会において、私たちは日々の忙しさやストレスにさらされています。生きていれば、困難は大なり小なりあります。当センターが提供しているコースでは、日々の生活に役立つスキルを含め「使える」マインドフルネスを学べます。

 

このセンターを通じて、皆様がマインドフルネスの恩恵を実感し、心豊かな生活を送る一助となれば幸いです。

 

LSGAマインドフルネスセンター代表

杉浦 かおり