2007年に辛い出来事を経験する中で、苦しみから逃げることは不可能だと気づき途方に暮れていたところ、聖書のある言葉と出会いました。

 

その言葉をきっかけに逃げ隠れせずに苦しみを受け入れ、ありのままに感じることを始めたことが、内観や瞑想、さらにはマインドフルネスの実践につながっていきました。

 

Mindfulness Based Cognitive Therapy（MBCT、和名：マインドフルネス認知療法）に出会ったのは、2014年でした。MBCTの内容が自分なりにこれまで実践してきたことと重なり、「なるほどー、だからか！」と、それまでに体感していた子どもの頃に経験した事件の影響によるものと思われる自己価値観/肯定感の著しい低さが表れていた思考パターンや行動パターンからの解放、自分自身の変化、生きやすくなったことなどについて科学的根拠を得たようでワクワクしたのを覚えています。

 

そして「私のようにその恩恵を受ける人はきっと多いはずだから、たくさんの人に届けたい」という想いから一般向けのMBCTであるMBCT for Life（人生のためのマインドフルネス認知療法）、別名 Mindfulness for Life（人生のためのマインドフルネス）の講師を志すようになり、2022年にOMF認定講師となりました。コースを実際に教える度に、参加者様の成長と変化に感動しています。そして、この仕事が大好きだと実感しています。